飛鳥時代とはいつから?蘇我氏や主な出来事をわかりやすく解説!(後半)

聖徳太子の死後の日本

日本を隋(中国)と対等だと認めさせるため、そして他国からの攻撃に備える為ため、いろいろな制度をつくってがんばった聖徳太子も一人の人間です。死んでしまいます。

どんな社会でも、ボスが不在になると起こるのが、権力闘争・・

もうほんとに、地球は争いと安定の繰り返しですよね・・。生きるというのは争うということなのかもしれまへん!でもやっぱりずっと平和で安定してたい!と個人的には思っています・・。

聖徳太子が死んでから、日本では権力闘争が起きましたが、その一連の流れを大化の改新といいます。ちなみに大化とは年号のことですよ!

さて、具体的にはどのようなお話だったのか見ていきましょう!




 

 

蘇我氏の陰謀

聖徳太子の死後、朝廷では、蘇我氏が権力をふるいます。

・・・?

蘇我氏って仏具売ってた新進気鋭のベンチャー企業的な存在じゃなかったの!?

蘇我氏と物部氏の仏具商戦の詳しい記事はコチラ

そうなんです。

莫大な富を手にしてたベンチャー企業の社長が、いつのまにか朝廷(政治の世界)に入り込んでます。これには理由があり、聖徳太子が摂政になるときに蘇我(馬子)と協力して、天皇中心の政治をうちたてようとしたのです。

その時から、蘇我氏が朝廷に入り込んでいたのですね。

(政治家と資本家が繋がっているのは、今も昔も変わらないのですね。)

で、現代風に訳しますと↓↓

おそらく聖徳太子は、熱い気持ちで本当に天皇中心の政治をしていきたいと思っていました。そこに大資本家になった蘇我氏が、金持ちパーティーかなにかで、蘇我氏『自分も天皇中心の考えに共鳴です!一緒に国をよくしていきましょうよ太子さん!!』

的なことを言いました。

完全に腹黒い気持ちありきで言っていたのでしょう。(朝廷に入り込みたい気持ち)

聖徳太子の死後、その蘇我馬子の息子さん二人が、『ニセ天皇つくってオレらで操ってこの国好き勝手しようぜ~』と朝廷で権力をふるいまくりました。(蘇我馬子パパにちゃんと天皇制推進の気持ちがほんとにあって、その気持ちで息子たちを教育してれば、息子たちもこんな風には育たっていないでしょう・・)

そうして、蘇我氏は中大兄皇子(のちの天智天皇)を殺してしまおうと企みます。




 

蘇我氏の返り討ち

カリスマの血をひく中大兄皇子(のちの天智天皇)、この空気に気づかないわけがありません。(中臣鎌足に教えてもらったのかもですけど。)

中臣鎌足(なかとみのかまたり)・・

中臣鎌足は当時、役人の一人として働いていました。

このままでは本物の皇族が殺されてニセモノの皇族がつくられてしまう・・日本の未来を憂いた中臣鎌足は、中大兄皇子(のちの天智天皇)と協力して、蘇我氏の暴走を食い止めるべく、蘇我氏を『えいやっ!』と殺します。

この殺害のことを『乙巳の変』といいます。

そうして、本物の天皇制を取り戻した中大兄皇子(のちの天智天皇)は、文字通り、天智天皇となります

そして、日本という国で一番始めとなるターニングポイント

『大化の改新』

これを成し遂げたのです。

 

大化の改新とは

①日本で初の『年号』を取り入れた。(なので日本初の年号は”大化”なのですね。)

②全ての土地は天皇のものとした

蘇我氏みたいなのがまたでてきて好き勝手されて、再度国が混乱してしまわないように。土地の責任の所在を明らかにしたって感じですかね。ちなみにこれが”公地公民制”です。)

③天皇のものになった土地を農民に無料で貸し出し

(天皇(国)のものである土地を、無料で農民に貸し出す。無料で貸し出した代わりに、土地の広さ分だけ年貢(税金)を納めてもらう。ちなみにこれが”班田収授法”です。) ※年貢=米=税金

 

現代社会の基礎ができた瞬間ですね(!!

 

④年貢以外に、『労働』『地方の特産品』も収めて下さいと周知

(個人的にはステキですね、米だけ税金として納めればいいだけなら、誰かからかっさらって働かなくてもありになってしまいますもんね。労働自体が税金になるなら、働かざる負えませんもの。)

⑤日本の土地を、「国」、「群」、「里」にわけ、それぞれを管理する役人を任命した

(全ての頂点は天皇!これちょっとやりすぎじゃね?と思いましたが、何かをまとめる際にはある程度の強制力が必要ということですね汗)

※ちなみに天智天皇は『水時計』なるものも導入したそうです。(日本人が時間に正確なのはこの頃からの流れなのですね。)

 

まとめ

1.聖徳太子死す

2.蘇我氏が権力ふるって暴走

3.皇族の天智天皇が蘇我氏殺して一安心

4.その勢いで一気に日本の基礎を作り上げる

絶大なるカリスマの聖徳太子が死んで、どうなってしまうのかと思いましたが、ポッと出の強欲な人間は時代に淘汰されていくことがわかりました。地球のバランスってすごいですね!

熱い気持ちを持ち、まじめに生きる。

そんな当たり前の人生観を学習させてくれる大化の改新でした!

少し前の時代、(飛鳥時代前半の歴史)についての記事はコチラ

次の時代(飛鳥時代末期から奈良時代にかけて)の記事はコチラ

 




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