ケースワーカーは忙しいしつらい?訪問頻度や仕事内容はしんどいのか?

健康で文化的な最低限度の生活。

こちらの言葉、憲法第25条の条文に記載があります。

【日本国憲法第25条】

第1項
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

第2項
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

いわゆる「生存権」というもので、この生存権を完遂するために、「生活保護法」というものが存在します。

生活保護と言えば不正受給で、たびたび問題視されますが、2018年夏、フジテレビでこの生活保護に関する物語のドラマ化がされます。

主人公は生活保護者ではなく、生活保護者をケースワークする、役所勤めの公務員視点での物語です。

一体このケースワーカーという役所の職員はどんな仕事をする人たちなのでしょうか?

ぶったぎり君

健康で文化的な最低限度の生活かぁ。

なんか小学校で習った記憶があるよね。

まなぶ君

そうですね。何の授業かは忘れましたが、とても印象に残っているフレーズでしたので、今でも覚えています。

ぶったぎり君

健康で文化的な最低限度の生活を、日本に住む誰でも手に出来るように「生活保護」という制度があるわけだけど、その生活保護全般をつかさどっているのは、各自治体の「福祉課」と呼ばれる窓口だなんだよ。

まなぶ君

役所にある福祉課にいけば、生活保護の相談や受給ができるという事ですね。

ぶったぎり君

そうそう。

で、生活保護を受給すると、福祉課の職員が一人、生活保護受給者のケースワーカーとして担当につくんだ。

まなぶ君

ケースワーカー??

格好いい名称ですね!きっと福祉のプロ集団が生活保護受給者に対して、何かアドバイスや支援をしていくのでしょう!

ぶったぎり君

いや。実際は新卒で公務員試験に受かって、そのまま役所の「福祉課」に配属されてケースワーカーになっている人たちも多くいるよ。

まなぶ君

え?トーシロ(素人)ですか!?

しかも新卒といったら社会人未経験じゃないですか!

社会にもでたことのない若いトーシロ(素人)が、生活保護受給者に対してアドバイスや支援が出来るのですか!?

え?トーシロ(素人)ですよトーシロ(素人)!!?

トーシロ(素人)はなぁ~

なんだかな~!

トーシロ(素人)かぁ~

ぶったぎり君

(完全にトーシロって言いたいだけだな・・)

その辺も踏まえて、ケースワーカーとはなんぞやってところを見ていこう!

まなぶ君

トーシロ(素人)!!

ぶったぎり君

・・・

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ケースワーカーとは

ケースワーカーとはどんな人なのか?まず見ていきたいと思います。

急に横文字でピンときづらいですが、ポイントは次の通りです。

ケースワーカーとは

①ケースワーカー(CW)とは、市役所や区役所で働く職員、いわゆる公務員のこと

②この公務員の中でも、生活保護担当の課で働く職員のことをケースワーカー(CW)と呼ぶ

③他の課にいる公務員となんら変わりはないので、特に福祉の資格や経験などは必要ない

一言で言うと、「役所の生活保護課に配属されている公務員のこと」なのです。

 

仕事内容や訪問頻度など

ケースワーカーの業務内容は多岐にわたります。

業務内容

●面談

●生活保護受給のための要否判定

(生活保護申請者に生活保護受給資格があるかの要否判定)

●事前調査

(訪問調査・病状調査・収入調査・資産調査・扶養義務調査・保険調査を実施し現状を把握)

●家庭訪問

●就労指導

生活保護受給者は十人十色に存在しますので、それぞれに対して、上記業務内容以外にも仕事が増えていきます。

例えば、「就労指導」に関して、若くて健康体にも関わらず就労しようとしない人に、役所内部にいる「就労指導員」という係の人をつけてあげたり、介護申請や障害申請が必要な人には保健師に相談したり、保健師が不足している場合は自分で、介護福祉課や障害福祉課と連携したり。

ケースワーカー(CW)によっては、生活保護受給者に通院の同行をしてあげたり、年金の手続きをしてあげたり・・やり始めたら切りがない仕事でもあります。

※ただし、ケースワーカー(CW)も、組織で働く一人の人材にしかすぎません。まじめに上記のような仕事をする人もいれば、能力や、やる気に乏しく、「要否判定」や「事前調査」、「家庭訪問」などをまともにやらずに書類だけ適当に済ます人材も存在します。

ぶったぎり君

組織である以上、仕方のないことだけどね!

まなぶ君

ただ、そうした調査業務の怠慢によって、生活保護の必要のない人に生活保護費として税金が垂れ流しになってしまうのは、個人的に許容できません・・

ぶったぎり君

難しいところだよね。

公務員だって、安定して平穏なお役所仕事をしたいために、頑張って勉強してお役所に入ったわけだからね。

民間企業のように熱意を入れて働ける人のほうが、逆にすごいと思うよ!

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つらくてしんどい仕事なのか

役所の他の課に比べたら、明らかにしんどい仕事ではあるでしょう。

なんせ相手にする方々が、「精神障害(幻覚・幻聴・妄想癖)」・「アディクション(ある中・ヤク中)」・「元暴力団」・「刑余者(刑務所から出てきた方)」など等。

病気ではないが気性の荒い方や、権利主張が激しい方など、生活保護を申請にくる方々は、基本的には社会に適応できなかった方が多く存在しています。

中には人生の中で、耐え難い不運が起き、仕方なく生活保護申請をされる方もいらっしゃいますが、少数です。

ケースワーカー(CW)は、そうした方々に、時には本人にとって厳しいリアルなことも伝えなければなりません。

基本的に生活保護申請者や受給者の方々は、社会的疎外され承認欲求が満たされていない状態でいることが多いので、野性的な部分が強くなっています。(人間だれでも社会から疎外されていくと理性のコントロールが効きにくくなります)

そうした方に対し、面談や指導をしなければならないので、「殺してやるからな!」だったり、「おまえを訴えてやる!」だったり、「おれに死ねってことかそれは!」だったり、結構言いたい放題のことを言われます。

役所の仕事の中で、万年人気が最下位な理由もうなずけます。

そして生活保護受給者の方が勘違いしやすいのは、ケースワーカー(CW)はあくまで役所の福祉課の職員であるだけです。

しかし、生活保護受給者の方はそのほとんどが身寄りのない方(自分から縁を切った人も多数含む)です。

なにかと、保証人や代理人が必要なこの社会で、ご自身の担当のケースワーカー(CW)に保証人や代理人になってもらおうとする方がいますが、これは明らかに出来るはずもありません。

むしろケースワーカー(CW)側としては、越権行為になってしまうので、そのケースワーカー(CW)の人生までも狂ってしまいかねません。

まなぶ君

結構な大変なお仕事なのですね・・。

しかも聞くところによると、1人のケースワーカー(CW)が、担当を100人持つこともあるとか?

ぶったぎり君

そうだね。

でも100人が全員手のかかる人ではないからね。100人担当しているといっても、その中の7割くらいは、向こうからアプローチが来ない限りは放っておいてる人も多いみたいよ。

まなぶ君

う~ん、まぁそれでも大変は大変ですね・・。

ぶったぎり君

どの視点でみるかにもよるよね。

本当に大変な受給者は民間がやっている「無料定額宿泊所」って施設に入れちゃえば、あとはそこの職員がいろいろ支援をしてくれたりクレーム対応してくれたりするからね。

しかも大変とは言っても、土日祝が完全に休みだしね!

まなぶ君

お役所仕事にしては大変!ってとこですかね・・。

本当に大変なのは、その民間でやっている「無料定額宿泊所」という施設の職員な気もしますが・・

 

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