感情労働とは?メンタル疲弊のストレス対策は?演技は心の切り売りでしかない?

「心の切り売りで疲弊する人たち」というニュースが話題になっています。

仕事では苦手な相手にも親切、丁寧に接し、つねに笑顔を絶やさないずに、心にもない言葉を口にする。

「感情労働」、すなわち、「心を切り売りする仕事」で、メンタルをむしばまれる人が後を絶たないとのことです。

ぶったぎり君

「感情労働」だって!

初めて聞いたね!

まなぶ君

私は悟りを開いておりますので、よもや無関係の話と言えましょう。

ぶったぎり君

それはすごいね!

ぼくは今まで何回か転職してきたし、学生時代のアルバイトも10種類ぐらいはやってきたよ。

どんな職場ででも働いてると「感情労働」をしている自分がいるよ・・。

まなぶ君

それはそれは。

たいへん恐縮ですが、まだまだ「人間の境地」には程遠い現状ですね。

私のように早く悟りの境地を開けることを願っております。

ぶったぎり君

そうは言っても会社はひとつの社会だからね。

同僚、先輩、部下に至るまでみんなが最大限のパフォーマンスを発揮できるように、言葉がけには気をつけなきゃだし、それなりに会社全体にかかわることは、ある程度の内部交渉をしておかなければ進まないし・・。

まなぶ君

それだけではありませんよ。

お得意先や業者との折衝もひとつの仕事ですからね。

感情表現と使う言葉で仕事の良しあしも変わってきます。

あぁ、考えていたら明日(月曜日)からの仕事いきたくな○▼※△☆▲※◎★●!!!!ゲボーーー!!

ぶったぎり君

大丈夫!?まなぶ君!!

(全然悟り開けてないじゃん・・。)

まなぶ君

ペッッ!!クソが!!

ぶったぎり君

(え、・・・、ダメだこのひと・・。)

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感情労働とは

「感情労働」とは、近年注目されている新しい概念です。

社会学者A・R・ホックシールドが提唱した概念であり言葉です。

感情労働

・顧客に対して「自発的な喜びや親愛、誠実さ、責任感」などのイメージを与えるように「心の商品化」が要求される

・習慣化してしまうと休日になっても心身をオフにできないという問題が生じる

つまり、仕事で”演じている自分”が休日になっても無意識に続いてしまい、心をオフに出来ないから知らぬ間にメンタルが疲弊していく、ということです。

ぶったぎり君

世の中で働いている人のほとんどは「感情労働」をしているんじゃないかな。

これを言い出したらきりがない気がするよ・・。

まなぶ君

介護業界やホテルマン、コールセンターなどが特に「感情労働」が多く疲弊しやすいと言われていますが、わたしのような世の中から見たら”必要悪の仕事”だって「感情労働」によってたいへん疲弊していますよ。

ぶったぎり君

(まなぶ君のしてる「必要悪の仕事」ってなんなんだろう・・。)

 

感情労働への対策

「感情労働」への対策は、(今やっている)この仕事を感情労働だと過度に意識しない事です。

そもそも現代の労働スタイルが「感情労働」メインであるという前提に立たなくてはなりません。

産業の流れ

■第一次産業

⇒農業、漁業、林業などの自然相手の産業であり、そもそも人間相手のストレスは少ない

■第二次産業

⇒製造業などのモノを相手にする産業であり、品質や生産性などが主なストレスの相手

■第三次産業

⇒サービス業などの人間を相手にする産業であり、感情労働の割合が高い

このように現代の産業スタイルである「第三次産業」自体が、もはや「感情労働産業」なのです。

「感情労働」自体を避けようとしても、次の転職先も感情労働の割合が高い可能性が十分ありえます。

”演じる自分”に疲弊するのではなく、”演じる自分”をいかにスキルアップさせていくか、こうした考えが重要となってきます。

ぶったぎり君

”機械化”が進む中で、第一次産業や第二次産業の多くは機械がやってくれる時代になってるからね!

そうすると、人間にしかできない仕事だけが世に余ってくるよ。

それが今の時代の「感情労働」だってことだよね。

まなぶ君

なるほど。

「感情労働」はむしろ選ばし”人間”にしかできない代物なのですね。

ぶったぎり君

(極端!!)

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心の切り売りは善か悪か

「心の切り売り」、感情労働に対しての否定的なフレーズです。

思ってもない言葉を使い、仕事をしていくことを「心の切り売り」というのだそうです。

果たして本当にそうなのでしょうか?

ぶったぎり君

ウソは良くないけど、それによって人を勇気づけたり、喜ばせたり、モチベーションを上げさせたりすることは、とても重要な考えだと思うよ!

まなぶ君

私も先日、業者の方に「イケメンですね!」と言われました。

自分ではそうは思っていなかったのですが、もしかしたら私は目が悪いので気づかなかっただけで、実はイケメンだったのでしょうね。その日以来、帰り道はおしゃれな喫茶店で自発的にさらなる仕事をしてから帰宅しています。

ぶったぎり君

帰宅中に仕事なんてすごいね!さすがイケメン!

(言ったほうの業者は確実に感情労働だったろうけど、言われた方のまなぶ君は完全にその気になって仕事に精が出始めたんだね!)

そもそも感情労働は「心の切り売り」などではなく、「人を喜ばせるための偽善フレーズの提供」だという認識が出来れると生きやすくなります。

 

感情労働の捉え方

ここまで見てきたように、現代はもはや「感情労働」とは切ってもきれない労働形態なのです。

ぶったぎり君

大学の時に「偽善も繰り返していれば人善になる。」って言葉を習ったことがあるよ!たしか三島由紀夫か誰かのフレーズなんだって!

まなぶ君

ほう。興味深いですね。

なんなのですか、それは?

ぶったぎり君

何かを人にしようとした時ってさ、「自分これ偽善者っぽいよなぁ、やんない方がマシなのかなぁ。」って思うことが多いと思うんだけど。

それでも「偽善を客観視して苦しむ自分」に我慢して、繰り返していると、気づいたら自然とその行為が何も考えずにできている自分がいる、それってもう”善”じゃん!って話だよ。

まなぶ君

なるほど。

まぁつきつめれば「慣れ」とか「習慣」とか話ですね。

”偽善”とか”これは本当の自分じゃない”と決めているのは、ほかならぬ自分自身でしかないということでしょう。

感情労働で疲弊する人は、「思ってもないのに何やってるんだろう自分・・。」という感情から、自問自答を繰り返しメンタルが疲弊しストレスが溜まっていくことと思います。

まずは「偽善で当たり前」「感情労働で当たり前」、なぜなら第三次産業という今の時代はそういった人が稼いで食べていくことが出来る時代だから、という想いを持つことが必要です。

「偽善」だろうが「感情労働」だろうが、それによって他人に”価値”を与えているから報酬がもらえているという事実に対して、私含め現代人はもっと自身を持つべきでしょう。

 

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