香港デモをわかりやすく解説!理由や場所は?6月9日に103万人との情報も

2019年6月9日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案に反対する大規模デモが香港で行われました。

主催者発表によれば、このデモに103万人が参加し、逃亡犯条例改正の反対を訴えたのです。

ぶったぎり君

結構すごい騒ぎになっているね。

まなぶ君

香港の人口は約700万人と言われています。

103万人がデモに参加ということは国民の7人に1人はデモにさんかしたことになります。

ぶったぎり君

国民の1/7か・・

日本人でもしこの規模のデモが起きたとすると、1,700万人がデモに参加することになるね。

東京ドーム約311個分の人たちだ。

まなぶ君

もはや想像できませんね・・

ぶったぎり君

それほどまでに超本気の香港デモだけど、なんでここまで反対する人が多いのか知ってる?

まなぶ君

知りません。

教えてください。

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香港デモをわかりやすく解説!理由や場所は?

香港デモを考える際の注意点は、香港は中国の一部であるということです。

ただし、中国の特別行政区として香港は存在し、特別行政区では中国本土とは異なった自治が認められています。(この辺の歴史は後述します。)

そして、こうしたスタイルを「一国ニ制度」と言います。

ぶったぎり君

要するに、香港は中国にあるひとつの「地域」であるけれど、中国本土とは違って資本主義で開かれた民主主義が許されてるところってことだね!

まなぶ君

ほぉ。なんで香港だけそんなことが許されているかは後ほど聞くとして、そんな自由で開かれた香港が、今回このような超大規模デモを行ったということですね。

今回の香港デモが起きたのは香港島にある「軍器廠街」という場所。

「警察總部 警政大樓」すなわち警察署の目の前で繰り広げられました。

地図でいうと・・

この辺りみたいですね。

ぶったぎり君

へぇーあそこらへんかぁ!

なんてなんないわ!

どこやねんここ!

まなぶ君

え?日本から見るとこの辺りですよ?

ぶったぎり君

(どのみちピンとこないわ・・)

香港デモが起きた理由は、「逃亡犯条例」の改正案がきっかけです。

簡単にいくと、この逃亡犯条例が改正されると、香港に住む人たちはもとより香港に旅行にいっている外国人も含めた人たちが、何か犯罪を犯した場合、本土の中国当局へ引き渡されることとなるという主旨のものです。

まなぶ君

別によくないですか?

そもそも香港は特別行政区と言えど中国の一部なんですし。

それに犯罪を犯した場合なので、普通に暮らしたり旅行をしていれば関係ない話ですし。

と、いうイメージであればデモは起こりません。

中国といえば有名なのがウイグル問題。

ウイグルは中国当局の圧力の元、思想弾圧や罪なき人を罪人として強制収容所にぶち込むという所業をいまこうしている間にもおこなっています。

【関連記事】ウイグルの強制収容所や迫害は日本の沖縄の未来の姿?>>

こうした中国の背景を知っている人たちなら、今回の「逃亡犯条例の改正」をどう受け止めるか?

そうです。

「この条例改正がまかり通ったら、香港もウイグルみたいに普通に暮らしてても中国共産党の一存で犯罪者にもされたり、強制収容所に送られたりするんじゃね?」

という考えにいきつきます。

ぶったぎり君

まぁ、今現在、中国がウイグルにしている所業を見てたら、そう思うのが普通だよね。

まなぶ君

中国の所業ってなんですか?

ぶったぎり君

ウイグル族はイスラム教を信仰してる人たちなんだけど、中国はそれを許さない。

だからイスラム教を信仰してるだけでウイグルの人たちは、「再教育」という名目のもと、強制収容所にぶち込まれるんだ。

まぁ要するに、思想の自由もなにもなくなっちゃうってことだよ。

まなぶ君

香港の民主主義が崩壊する可能性があるということですね。

ぶったぎり君

そうそう。

この条例が改正されたら、中国当局の意に反したことは「犯罪認定」されて、中国本土へ送られる。そこでは何をされるか分からない・・

恐怖でしかない・・

まなぶ君

そうした未来を未然に防ぐために、103万人もの香港デモが起きたのですね。

香港の歴史を簡単に


(出展:https://blog.goo.ne.jp/new-beatle1978/e/55150918960f17de9744d119c4021a0f)

香港の歴史を簡単に見ていきます。

結構さかのぼりますが、香港は元は中国大陸のひとつでした。といっても昔の中国は色んな王朝が戦争しあって滅ぼし合っていたので、香港の人たちも中国の統治下にはいたけども、王朝交代のたびに色んな政治的理由に巻き込まれて迷惑だったことでしょう。

で、1842年、中国はイギリスとのアヘン戦争で破れ、この香港をイギリスに取られます

いわゆるイギリスによる香港の植民地化です。

その後、第二次世界大戦など数々の歴史通り過ぎ、1997年にイギリスから中国へ香港は返還されました

で、この時、中国とイギリスとの約束に「今後50年間は中国は香港に自治を認めること」という約束を交わしたのです。これが「一国ニ制度」と言われるものです。

ぶったぎり君

そもそも人の土地取っておいて、返す時に条件つけるとか闇深いな・・

まなぶ君

その時代時代で「正しいこと」の認識は変わるのです!

そんなこんなで、香港の人たちは中国ではあれど、中国共産党の一党独裁制度に縛られることなく、民主的に暮らしてきました。

だからこそ、この「逃亡犯条例」が改正されることは恐怖なのです。

なぜならそれは、今まで民主的に暮らすことができていた「一国ニ制度」の崩壊を意味し、中国共産党の一党独裁の魔の手が忍び寄る第一歩になる可能性が高いからです。

まなぶ君

たしかにこの条例改正が通ったらなし崩し的に、中国本土の支配権が香港全体を張り巡らせていきそうな感があるね・・

香港デモの103万人てどれくらい?

(出展:https://twitter.com/sun_koubun/status/483818279861878785)

103万にのデモを見たことがないのでピンとこない人は多いハズ。

ということで、YouTube動画を貼り付けたので、是非とも参考にしてみてください。

ぶったぎり君

とにかく多いね。

まなぶ君

香港の人たち頑張って欲しいです。

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まとめ

香港は今、長年守ってきた民主主義に対し大きな危機的局面を迎えています。

そもそも200年近く前までは、香港は中国の統治下にいたんだから、もし仮に今後香港が中国当局の統治下に入っても元に戻るだけじゃない?

という見方もできますが。

でもそれは、あまりにコレまでの積み重ねてきた現地の人々の暮らしや生活を無視した意見となってしまいます。

ぶったぎり君

現代の香港は、今、香港に生きている人たちのもの。

まなぶ君

だからこそ、今の民意を大切にしてほしいですね。

ちなみに、香港返還の際にイギリスと中国が約束した「一国ニ制度」をなし崩し的な扱いにしようとしている姿にイギリスはどう思っているのでしょうか。

ある評論家は「きっとイギリスは”我々のメンツを潰しやがって”と思っているでしょう。」と言っています。

大きな力を握ったものが小さな力を呑み込もうと企むという人間の悲しき性については、200年以上前に香港を統治下に入れた中国も、アヘン戦争後に香港を植民地化したイギリスも、さらに今回再度香港を統治下に入れようとしている中国も、みんなやってることは変わらない気がします・・。

ぶったぎり君

こんなことばっかしてるから、「宇宙人が実験として地球を作り、その低次元な争いをずっと監視している」なんて空想があとを絶たないんだよ・・

まなぶ君

そしてその宇宙人たちは、一向に精神的成長をしない地球人にほとほと呆れ果て、最後は自らの手でその実験場である地球を滅ぼしてしまう・・

というオチまでがセットですよね。

とはいえ、そんなことを言っていても仕方がないので、なんとか香港人のプラスになるような未来を願います。

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