アメリカの輸入制限はなぜ?鉄鋼アルミニウム業界への影響や例外措置はどうなる?

2018年3月8日、アメリカのトランプ政権は「鉄鋼・アルミニウム製品」の輸入制限を正式発表するとしました。

サンダース大統領報道官は「国家安全保障の観点からメキシコやカナダ、その他の国を対象外にする可能性がある」と述べています。

トランプ氏は、「我々は鉄鋼・アルミ産業を保護し、作り上げないといけない。同時に米国を通商・軍事の両面で公正に扱う真の友人に対しては柔軟性と協調を示す」とTwitterに投稿し、日本も「例外扱い」としてもらえる可能性が出てきました。

ぶったぎり君

輸入制限キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ちなみに「輸入制限」ってなんのことか知ってる?

まなぶ君

読んで字のごとく、海外からの「輸入」を「制限」することでしょうか。

ぶったぎり君

そうだね!

今回の場合は、今まではアメリカに自由に「鉄鋼・アルミニウム製品」を売れていたのに、今度からは同じ「鉄鋼・アルミニウム製品」を売るときには高い税金(関税)がかかってしまい、売る方が売りにくくなっちゃうんだよ。

まなぶ君

売るのに高い税金がかかる・・、本末転倒ですね。

アメリカは「鉄鋼・アルミニウム製品」を輸入しづらくなってしまいますよね。

アメリカにとってデメリットではないのですか?

ぶったぎり君

アメリカでも「鉄鋼・アルミニウム製品」は生産しているよ!

でも海外から安く仕入れられるから、アメリカの企業は海外から「鉄鋼・アルミニウム製品」を安く買ってモノづくりをしていたんだ。

海外から仕入れる「鉄鋼・アルミニウム製品」が高くなったら、今度は自国(アメリカ)で生産している方のが相対的に安くなる、そうすると自国(アメリカ)の「鉄鋼・アルミニウム製品」を買うのようになる。

ここがトランプさんの狙いだよ!

まなぶ君

よく「保護貿易」という言葉を聞きますが、まさに「自国を」「保護する」「貿易」の仕方ですね。

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アメリカが輸入制限をする理由

トランプ大統領が掲げている目標は「アメリカファースト」です。

「ヒト」「モノ」「カネ」「産業」全てにおていて、アメリカ人のためになりうる政策をとっていく!というスタイルで選挙で勝利をおさめました。

ぶったぎり君

今回の「輸入制限」はまさにこの、自国の「産業」を守る!ために言い始めたんだ。

まなぶ君

たしかに、海外から安く「鉄鋼・アルミニウム製品」を買い続けたら、自国(アメリカ)で商売している「鉄鋼・アルミニウム製品」業界がつぶれていってしまいます。

ぶったぎり君

自国(アメリカ)の産業を生き残させるための手法だね。

ただ、この手法が結果的に良いか悪いかは置いておいてだよ。

世界貿易機関(WTO)協定での「輸入制限」の決まり

・一方的な輸入制限を禁じている

・一方で、安全保障が理由であれば「例外扱い」しても良い

・よって、「輸入制限」の安易な乱用につながるため、各国は適用を控えてきた

という空気が世界にある中で、トランプさんは今回の「輸入制限」発言に至っています。

 

鉄鋼・アルミ業界への影響

「鉄鋼・アルミニウム製品」業界への影響ですが、各国で異なります。

例としてアルミについて取り上げてみます。

参考

出展:一般社団法人日本アルミニウム協会(https://www.aluminum.or.jp/)

アルミニウムは今世紀に入ってから目覚ましいほどの生産量の増加がみてとれます。

それほど現代社会にとって、なくてはならないモノということです。

 

参考

こちらはアルミの生産国ベスト10です。

中国がダントツの1位です。

続いてロシア、カナダ、アラブ・・といった形です。

中国のアルミニウム業界にとっては結構なダメージになるのではないでしょうか。

 

ちなみに、アルミの消費国ですが

参考

日本が4位に入ってますね。

さすが「モノづくりニッポン」です。

今回の「輸入制限」に関しては、買う方には何のデメリットもないので一安心です。

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例外措置について

「輸入制限」における「例外措置」とは、高い税金(関税)をとらないという事です。

今回、国名がでているメキシコやカナダなどが、「鉄鋼・アルミニウム製品」をアメリカに売るときには今まで通りに高い税金(関税)を払わないでいいよ!という意味です。

ぶったぎり君

カナダやメキシコはアメリカとお隣同士の国だからね。

変に高い税金(関税)なんてかけたら、安全保障上よくないからね!

まなぶ君

まさに世界貿易機関(WTO)協定通りですね。

 

輸入制限に対する日本の動き

資源の輸入が多い日本にとってはそこまで影響がないと推測されます。

しかし、例外措置をしてもらったあかつきには、見返りを求められる可能性は高いです。

そんな中、このトランプ輸入制限発言が行われたあとに、安倍総理はすぐさまトランプさんに連絡をし、4月に日米首脳会談をおこなう段取りにこぎつけました。

この辺は抜かりないですね・・。

こうすることによって、見返りすらも最小限のダメージで抑えられるといった算段でしょう。

こんな部下が会社にいたらなんともまぁ頼もしものですね。

 

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