エルサレム問題をわかりやすく!なぜアメリカが大使館を変える?

アメリカのトランプ大統領が、選挙期間中から公約に掲げていた「イスラエルの大使館の移転」。

2018年5月、ついにその公約を果たしました。

米大使館の、テルアビブからエルサレムへの移転は、イスラエル建国70周年にあわせて実施されます。

大統領選から、エルサレムへの大使館移転を主張していたトランプ大統領によるこの決定は、現地パレスチナ人の怒りを買い、死者が出る騒ぎとなっています。

ぶったぎり君

アメリカの大使館移転問題、すごいことになってるね!

まなぶ君

これ、アメリカが大使館の場所を移動させるだけの話ですよね。

なんで死者がでる騒ぎにまで発展するのか、つながりがよくわかりません。

そもそも大使館ってそんな重要なものなのですか。

ぶったぎり君

「大使館」には”特命全権大使”っていう外交使節団のリーダーが常駐するんだよ!

大使館では国同士の外交に必要な仕事をするっていう重要な役割があるんだ。

まなぶ君

な、なるほど。

で、なんでその大使館の移動に、パレスチナ人は怒り狂っているのでしょうか・・。

ぶったぎり君

問題は大使館の移動先の場所が”聖地”とされている場所にあるというとこだよね。

自分の部屋の空間にさ、「ここに大衆トイレ設置させてもらいますんで!じゃ!」なんていわれて勝手に設置されて、町中のひとがトイレ借りに自分の部屋に出入りされたらウザいじゃん!?

まなぶ君

なかなかの意味不明な例えで、逆に混乱します・・。

まぁトイレの件に限っては同意ですが。

ぶったぎり君

ま、そういうことよ!

まなぶ君

おい。

ぶったぎり君

もっと詳しく言うと、その部屋には先祖代々大切にされていて、自分も大切にしている宝物があるとするじゃん。

その宝物の真横に便器をおかれるわけよ。

そりゃもう大発狂でしょ!

まなぶ君

・・・

もうトイレの例えから離れてもらってよろしいでしょうか・・。

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エルサレム問題をわかりやすく

エルサレム問題を見ていく前に、エルサレムの場所を見ていきたいと思います。

(出展:GoogleMap)

赤い丸も場所がエルサレムです。

ちなみに今のイスラエルの「首都」は、黄色で囲んである「テルアビブ」という場所です。

このエルサレム周辺には、パレスチナ人というアラブ系の民族が住んでおり、「いつかはパレスチナという自分たち民族だけの国をここに作り、そのあかつきには首都をこの”エルサレム”に設置する!」という気概の中で暮らしています。

イスラエルからしたら、「いや、そもそもエルサレムもうちの国の敷地内じゃん、何勝手に夢語ってんねん!」という感じで、両者の関係は成り立っています。

ぶったぎり君

そこの至るにはイスラエルの人(ユダヤ人)とパレスチナの人(アラブ系の人)の、歴史的事実が大きく関係しているよ!

詳しくはパレスチナ問題を簡単にで紹介しています。

まなぶ君

お互いがお互いにお互いの宗教上もっとも大切な土地「エルサレム」をめぐってケンカが絶えない、ということですね。

国連はこの問題対して、

国連

「そんなみんなにとって大切な”エルサレム”を誰かのものって決めちゃうと、恨みの連鎖になっちゃうから、エルサレムは誰のものでもないという形にしていきましょう!何かあった時は国連が中心となってみんなで話し合っていきましょう!」

ってことで、

●イスラエルがエルサレムを首都だと言い出しても認めない!

●国連の加盟国はエルサレムに大使館を置いちゃだめよ!トラブルのもとになるから!

という流れで進んできました。

しかし、イスラエルは中東戦争の勝利により、事実上エルサレムの土地を支配していますので、

イスラエル

いや、もうこっちは戦争で勝ってるんだから、戦勝国のものになるのがあたりまえでしょ!今までの歴史的にもおたくら勝ったもんが正義って感じでやってきてたじゃん。

てことで、国連の決めた話なんか無視しますんで。

どちらの言い分も分かる気がするのですが、そもそもは紀元前までさかのぼれば、最初はユダヤ人(今のイスラエルの人々)が住んでいた土地です。

それをパワー系で押し出していったのがアラブ系(今のパレスチナの人たち)なので、どの時点まで歴史をさかのぼるかで、どっちが悪い?の印象はだいぶ変わってきます。

ぶったぎり君

でもさ、これまでの戦争では「勝者が正義」でずっとやってきたわけじゃん。だから今の日本も第二次大戦で負けたから、そこからずっと「悪者」というレッテルがはがれないわけだし。

そう考えると中東戦争に勝ったイスラエルの主張は正しい気がしなくもないんだよね。勝ったんだもん、正義じゃん・・ってね。

まなぶ君

そもそも国連の中で決定権をもっているのは、第二次世界大戦で勝った国々ですからね。

そうした権力者たちが、自分たち以外の権力についてとやかく言うのも、本末転倒な話です。

こうした情勢の中で、アメリカが大使館をエルサレムに移転するということは国連で決めたことへの重大な違反であります。

もちろんアメリカも国連に加盟しており議決権という国連においてのパワーアイテムも持っています。そんな国連の中心的国家であるにも関わらず、完全に輪を乱しています。

ここがエルサレム問題の大きな要因でもあります。

 

なぜアメリカが中心人物なのか

アメリカがイスラエルに肩入れをし、「イスラエルのエルサレム首都認定」をしたり、今回のように「米大使館をエルサレムへ移転」をしたりしているのは、トランプ大統領が次の選挙で投票してもらうためだ、という声も聞きます。

ぶったぎり君

そんなに単純な話だけでもないと思うんだ。

もともと第二次大戦後に、イスラエルという国は建国されたけど、その時にアメリカがめちゃくちゃ肩入れをしてたんだ。

まなぶ君

そうして強引に作ったことにより、現代までパレスチナ問題がとめどなく続いてるのですからね。

ぶったぎり君

アメリカがつくったようなもんなイスラエル。

トランプ大統領はナショナリスト(保護主義)。

これらを考えると、いまトランプさんがアメリカでやろうとしている保護主義的な考えを、ある意味同じ国であるイスラエルでも発揮しているだけな気もするよ。

まなぶ君

まぁ世間で言われているように、イスラエルに手厚くしておけば、アメリカ本土で暮らしているイスラエル支持者(キリスト教の福音派)からの支持率も固辞できるのも確かです。

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嘆きの壁は誰のもの

こんな感じでエルサレムには、3つの宗教の聖地が間近で展開されています。

最近よく見かける「嘆きの壁」はユダヤ教の聖地ということですね!

イスラム教もキリスト教も。もともとはユダヤ教から派生したものなので、個人的にはユダヤ教が一番で考えればいいじゃん、と考えがちですが宗教問題ってほんとに難しいのですね。

ぶったぎり君

今回の米大使館のエルサレム移転前に、安倍総理が中東諸国に訪問していたじゃん。

あれなんでか知ってる?

まなぶ君

あおのタイミングでいけばテレビに映れると思ったんではないですかね。

ぶったぎり君

おい!冗談はそのヨダレだけにしてくれよ!

この米大使館移転で、今まさに起きているパレスチナ人の怒り暴動はある程度予想されていたんだ。で、この暴動が長引いて過激になれば、また中東戦争が起きる可能性があるからね。

まなぶ君

そうなったら日本に石油が来なくなってしまいます。

オイルショックです!

紙!紙!トイレットペーパー!!トイレットペーパー!!!!

○▼※△☆▲※◎★●んヴぉいdshvぺ(むしゃむしゃむしゃ・・)

ぶったぎり君

(食ってる・・)

そうそう、そうなると石油が高騰したり入ってきづらくなったりで大変なことになるから、その前に中東諸国に行って、「そうなっても石油お願いしますよ社長!」ってな約束をとりつけに安倍総理は行ってた可能性が高いよ。

まなぶ君

先手必勝ですね。まさに外交!

 

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