ハンセン病とはうつる?差別の歴史は原因を知らないせい?患者の症状は?

我々一般市民に対しての”国の責任”ってどこからどこまでなのか?

考えれば考えるほど、よく分からないくなっていくような気がしています。

ぶったぎり君

どした急に?!

2019年6月28日に、約90年に及んだハンセン病隔離政策によって、元患者だけでなく、その家族も深刻な差別を受けているとして、元患者家族561人が1人当たり550万円の損害賠償と謝罪を国に求めた集団訴訟の判決が、熊本地裁で言い渡されます。

一つの判例となる可能性を十分に秘めているこの判決。

多くの注目が集まっています。

まなぶ君

ハンセン病って昔からよく聞きますけど、正直どんな病気なのか知らないです。

ぶったぎり君

そうだね。

ただ、昔からよく聞くハンセン病のニュースにはほとんど「差別問題」がくっついて報道されてきている。

なぜそうしたことが起きてきたのかってのが、今回のハンセン病裁判の発端にもなっているんだ。

まなぶ君

差別ですかぁ。私の人生において身の回りにハンセン病の方がいなかったので、なかなかイメージしづらいです。

ぶったぎり君

そうだね。

それじゃここからは、ハンセン病についてなぜ差別が起きたのか?そもそも原因はなんなのか?そうしたtころを中心に見ていこう。

まなぶ君

よろしゅうおねがいいたしますぅ。

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ハンセン病とはうつる?患者の症状は?

(出展:日テレNEWS

一昔前までは、人類の歴史上もっとも古くから知られ、恐れられてきた病気の一つであるとされてきたハンセン病。

ハンセン病の症状
らい菌が皮膚と神経を侵す感染症。

手足の知覚がまひしたり変形したりすることがある。

現代では完治する病気

※1873年にらい菌を発見したノルウェーのアルマウェル・ハンセン医師の名前をとり、ハンセン病と呼ばれるようになった。

らい菌の潜伏期間はおよそ5年。中には20年かかり徐々に症状が進行していく患者さんもいます。

原因はらい菌による侵食とまでは分かっていますが、感染経路がはっきりと解明されていません。

ただし、治療を受けていない患者との頻繁に接触することで、鼻や口からの飛沫を介し感染するものとの考えが一般的です。

ぶったぎり君

人からうつるということ?

感染経路としては人を介しての侵入ですが、ハンセン病は「もっとも感染力の弱い感染症」とも言われているほどにうつる可能性は非常に低いのです。

まなぶ君

もしハンセン病になったらどんな症状が起き始めるのでしょうか?

ハンセン病の初期症状は以下のとおりです。

ハンセン病の初期症状
皮膚上に白または赤・赤褐色の斑紋が現れる。

痛くも痒くもなく、触っても感覚の無いのが特徴。

※治療をせずに放置すると身体の変形を引き起こし障害が残る恐れがあるが初期治療をすれば障害も何も全く残らない

今となっては何も恐れることはない病気ということです。

ぶったぎり君

医療の進歩は着実に進んでいるんだね。

まなぶ君

賛否両論ありますが、医療や科学の進歩は患者さんに生きる希望を与えてくれるので、私は大賛成です。

ハンセン病の差別の歴史はこれが原因で始まった

(出展:国立感染研究所

ハンセン病の歴史は古く、紀元前の中国やインドの文書にもその記載があり、キリスト教の聖書にも記述があるほどです。

日本でも720年に作られた「日本書紀」にハンセン病に関しての記述があります。

ぶったぎり君

今でこそ「治る感染症」だから大丈夫だけど、昔の人たちからしたら怖すぎる病気だったろうね。特に感染した人からすれば、日に日に自分の身体がむしばまれ変形していく症状は恐怖以外のなにものでもなかっただろうね。

まなぶ君

当時の患者さんはどうしていたのでしょうか?

今のように原因や治療法が確率されていない病気だったので、海外では「呪い」や「天罰」として扱われていました。

また、微力ながらも「感染する」ことは分かっていたので、患者自身はまわりの人や家族に迷惑をかけないようにと故郷を離れて放浪する「放浪らい」になる人が多くいたのです。

ぶったぎり君

自分から「居場所」を離れていったんだね・・

明治時代に入り日本が「国家」の体を成していく過程で、「癩予防に関する件」「癩予防法」の法律が制定。これにより国全体で隔離政策がとられるようになり、ハンセン病患者の人権は大きく侵害されていったとされています。

さらに、第二次大戦後も強制隔離政策を継続する「らい予防法」が制定

ハンセン病はうつる!だから隔離する!

こうした連想は誰もがしうることであり、ハンセン病患者は差別的な目で見られ続けていったのです。

まなぶ君

要するに、国が大きく取り上げた施策をしたせいで「ハンセン病」がフォーカスされ続け、差別につながったということでしょうか・・。

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ハンセン病について国はどこまで責任を持つべきか

今回起きている裁判は、まさに先程お話した通りの流れや理由が元となっています。


(引用:Yahooニュース

ぶったぎり君

国が差別を助長した!ってことで、その賠償を支払うよう元患者側の家族が訴えを起こしているんだね。

たしかに今でこそ、その原因が分かり治療方法も見つかっているハンセン病なので、原告側の主張ももっともだと思います。

ですが、科学医療が進歩し、今のようになる前は「呪い」や「天罰」とまで言われるほどに”謎”の病気だったのです。

そう考えると、明治政府が開始した「ハンセン病隔離療養」も、そのすべてを否定できません。

逆の視点で考えれば、ハンセン病患者以外の大衆から「おい!感染症を放っておくなんてどういうことだ!国は何か対策をしろ!」なんて運動が起きていたかもしれません。というか、もしかしたら起きていたから国はこうした施策をとったことも考えられます。

まなぶ君

たしかに「差別」を助長した原因をつくった政府もいる反面、感染および蔓延防止につとめた政府もいるということですかね。

ぶったぎり君

難しいところだね。

明治政府だって、当時すでに治療方法がわかっていたら、「隔離」なんて施策はしなかっただろうし。

まなぶ君

その時代、その時代で「とるべき正解」は変わってくるということでしょう・・。

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まとめ

ハンセン病は今や完治ができる病気です。

もし症例に当てはまるような初期症状が出た場合は、すみやかに病院へいきましょう。

そうすれば、後遺症や障害を全く残すことなく治せます。

ぶったぎり君

まずは病院へ。

この問題って、「旧優生保護法」の問題とちょっと似ている気がします。というか本質は同じです。

【関連記事】旧優生保護法をわかりやすく!きっかけや対象者とは?>>

要するに、先の見えない病気や障害について、政府が施策を打って出ていたけれども、現代の価値観では到底理解しがたい内容にないるので、患者側が国を訴えるという流れです。

まなぶ君

日本が偉いと思うのは、しっかりとこうしたことを国と市民で裁判をしているところです。

ぶったぎり君

お隣の国では、政府の持つべき責任なのに海を超え、日本政府や日本企業に押し付けてきているよね。

徴用工問題がまさにそれだけど。

【関連記事】徴用工問題とはを簡単にわかりやすく解説!韓国人の本音や日本の対応は?>>

まなぶ君

いづれにせよ、ハンセン病患者さんも、そのご家族もなりたくて病気になったわけではありません。

病気以外のところでたくさんつらい思いもしてきたことでしょう。

国が悪い悪くないという論点は別にして、そうした方々が少しでも前向きに暮らせるようお金の支援をもっとしていってくれても良い気がします。

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