35歳の転職活動は未経験で難しいし失敗も?限界説の影響は?

転職サービスのDODA(デューダ)を利用した、約15万人の転職動向の統計が発表されました。

(※パーソナルキャリア:2017年7~12月の実数)

この結果を、それぞれ10年前のデータと比較すると

・35~39歳:5.1ポイントの上昇。

・40歳以上:12.6ポイントの上昇。

 

全体を通し、ミドル層の健闘が目立つ結果となりました。

一昔前は「転職35歳限界説」というものが社会では当たり前の空気として存在していましたが、そうした常識ももはや過去の産物になっているとの事です。

ぶったぎり君

日本経済の好調で、完全失業率が数十か月連続で減少傾向にあるから、その数字と照らし合わせてみると、なんか当たり前な気もするけど・・。

まなぶ君

実際には好景気を感じえません。

けれど、株価もずっと上昇で、最低賃金も毎年上がっている現状を見ると、やはり経済の状態が良いことは否定できません。

ぶったぎり君

そうだね。

そうなると経済活動の活発化ゆえに、会社も大きくしたいというところも多くなるから、それ相応の人手が欲しくなるのも当然だね!

まなぶ君

そんな中で、「35歳限界説」というのは、一体何を意味している言葉なのでしょうか?

35歳といっても様々な人間がいます。

「35歳限界説」を気にされている方は、やはり転職が不安な方だと思うのです。

ぶったぎり君

たしかに自分のスキルや経験に自身があれば、35歳なんて歳を気にせず転職している人は今も昔もたくさんいるからね!

まずは転職市場の「35歳限界説」を気にされている人の立場にたったうえで、本当に限界なのか?限界じゃないのか?考えてみよう!

結果から申し上げますと「35歳限界説」は存在しません。

そして最後には「人間性」で採用不採用を決定しています。

そのうえで、

・「転職の35歳限界説」を一番気にされている人はどのような人なのか?

・その人が「35歳」を超えたら、なぜ転職が不可能と言われているのか?

現役人事の立場から、深堀していきます。

※以下、「未経験」での転職についての考えがベースとなります。




 

 

「転職35歳限界説」に不安をいだく人

そもそも「35歳限界説」に敏感に反応する方を割り出します。

年齢

・もうすぐ35歳の方

・すでに35歳を少し上回っている方

スキル

・未経験

・手に職がない

・資格がない

将来

・転職を考え始めている

・転職活動をしている

これらを組み合わせた結果、

「35歳前後で、経験やスキルが何もない状態だが、転職への意欲がある!」

このような人が「35歳限界説」への意識が強い方の傾向だと思います。

ですので、俗に言う経験者採用枠の方の話はここでは一旦ふれずにいかせていただきます。

 

企業側が見る35歳前後の人

先ほど出てきました

「35歳前後で、経験やスキルが何もない状態だが、転職への意欲がある!」

という方を一言で表現するならば、「未経験者」です。

ぶったぎり君

「未経験者」の人たちを集めて、その中から採用者を選ぶとしたら何を基準に選ぶかな?

まなぶ君

全員未経験者なんですよね。

でしたらなるだけ「私の会社のことを思っていて、根がまじめそうで愛想の良い方」を採用します。

35歳前後となると、自分自身年齢に気を取られがちですが、それは自分自身が考えすぎてしまっているだけです。

少なくとも私のような人事担当者は、34歳とか35歳とか36歳とか37歳とか、全く目にしていません。

たった1つや2つや3つ年齢の違いなんて、正直採用の可否に全く関係してこないのです。

このぐらいの年齢になると、

「この人34歳のわりに老けてるなぁ。」

とか

「この人これで37歳!?(若く見えるなうらやましぃ。)」

とか、そんな事ぐらいでしか見ていません。




 

じゃあ応募者のどこを見ているのか

何度も恐縮ですが、人事担当者は「未経験OK」という求人に対しては、「未経験」という前提で、応募者をお迎えします。

そうなるとその方が何歳であろうが、「未経験」でしかないです。

その中で、一番最初に人事担当が見るポイントは「愛想の良さ」です。

面接は「積み重ねポイント制」ですので、その他ささいな事でも、良い事であれば、人事担当者の心の中ではどんどんプラスに加点されていきます。

 

人事担当者はその方をより深く知りたいがために、いろいろな質問を投げかけます。

都合の良い答えや、とっさに思い付いた答えは、正直すぐにわかります。

わかるまでは言い過ぎですが、会話を通して「強大な違和感」を覚えます。

それは「不信感」へと変わっていきます。

そうすると、冒頭でもお話ししたように、最終的には「人間性」で採否を決めるので、不信感のある方は採用しません。

一貫して、「あ、この人はなしに筋が通っていて信用できるな。」となれば信用が生まれます。

ぶったぎり君

とても当たり前のことを言っているけれど、たしかに最後は「人間性」だよね。

まなぶ君

社内での仕事も責任のかかる仕事は、それなりに信用している人に頼みますからね。

最初から信用性が薄いと、入職してからの仕事ぶりもなんとなく想像できてしまいます。

 

それ以外にも不採用の理由があるんじゃないの?

採用・不採用は最終的には「人間性」で決まります。

ただし、その最終局面まで人事の考えが行く前に、不採用となる方はいらっしゃいます。

早いうちに人事担当者の心の中で不採用になる人

・未経験なのになぜか上から目線

・「やってみないと分からないので。」と、応募してきたにも関わらず弱腰の人

・未経験であるが、これまでの人生経験に過大な自信があり、何でも出来ると思い込んでいる人

・そもそも、どういった仕事内容なのか調べてきていない

・自分自身の短所が出てこない

・これまでの職務経歴がどれも短い

・仕事内容とは関係のない「資格」の勉強をしている

この辺りに当てはまる方は、面接中に人事の頭の中でほぼ不採用が決まります。

どれも信用にかけています。人間性がなにがしの話ではありません。

特に注意して頂きたいのは、

・仕事内容とは関係のない「資格」の勉強をしている

という点です。

一見、向上心のある人間性をアピール出来ると思いがちですが、結構NGです。

人事担当者としては、

「その資格の勉強のためにうちの仕事を片手間でやられては困るな・・。」

「その資格を取るのであれば、その業界にいくのが普通ではないのか?」

といった思考になります。

「35歳限界説」は関係ないと申し上げましたが、この場合は、35歳という年齢が援護射撃的な役割になってしまい、マイナスな印象を強力に与えてしまいます。

反対に、「資格」内容と仕事内容がマッチしていれば、プラスな印象を強力に与えます。

 

応募者が企業風土にマッチしていない場合

とても残酷な話になりますが、その企業の空気感と、応募者の空気感が全くマッチしない場合は、それだけで不採用になります。(おそらく書類選考で。)

ですので、「あんなにうまくいった面接なのになぜ不採用になったのだろう・・。」と落ち込むこともあると思いますが、それはただ単にアナタが企業風土とマッチしていなかったからだけなのです。

もしそんな企業に採用になったとしても、今度はアナタが苦痛を強いられることとなることは明白ですので、すぐに割りきって次の応募先を探してください!

 

行きたい企業に採用されるためには

もしアナタが、

「35歳前後で、経験やスキルが何もない状態だが、転職への意欲がある!」

といった方であれば

「企業研究をしたうえで、謙虚に愛想よく正直に」面接に向かって頂ければ幸いです。

この基本をしっかりと押さえていれば、年齢に関係なく採用確率は格段に上がります!

今後、AI面接官の技術が格段に進歩して、ロボットが面接をするようになってとしても、最終的にはこのポイントを網羅出来た方が、未経験でも35歳すぎでも、採用される方向は変わりません。

なぜなら、面接での印象が、そのまま採用後の仕事ぶりにも反映されるのは周知の事実だからです。

明日からは、「35歳限界説」など意識せず、自分自身としっかり向き合いながら、転職活動をされてはいかがでしょうか。

面接官が機械化したら・・AI面接官の記事はコチラ

 




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