紅葉狩りはなぜ狩り?意味と歴史や由来は?

紅葉狩りとは

紅葉狩りとは、「紅葉を見に行くこと!」ですが、だいぶ文字のニュアンスと意味が異なりますよね。

紅葉狩りと聞くと、山に行き、紅葉から抜け落ちた葉っぱを拾いにいくイメージでしたが、それじゃあただの「落ち葉拾い」じゃん!ダメじゃん!てか「紅葉見に行こう。」って言えばいいじゃん!

意味は分かってるけど、なぜ「狩る」という言葉が使われているのかを見ていきたいと思います。




 

 

「狩る」という意味

狩るというと、

「野生の動物を猟師さんが狩りに行く」

など、動物の命をかり取る際に使われる言葉です。

ですが、言葉の意味をちゃんと調べますと、下記の意味が出てきます。

  1.  鳥獣を追いかけて捕らえる。狩りをする。「鹿を―・る」
  2.  罪人などを捕らえるために捜し求める。「山を―・る」
  3.  花や草木を、観賞するために尋ね探す。

3つ目に「花や草木を、観賞するために尋ね探す。」という意味が、そもそも存在しています。

ただ、1つ目と2つ目から、急に3つめの優しい意味が登場するワケが謎ですよね・・。突然毛色が違いすぎます。

3つめの意味は、歴史の流れから追加されたとみるのが自然ですが、一体どのような自然の流れから追加されていったのか、見ていきます。




 

「狩る」にもう1つの意味が追加された理由

これには諸説ありますが、その中でも有力な2つの説をご紹介します。

①紅葉を見に山へ入った貴族がその行為を「紅葉狩り」と言い出した説

昔の貴族にとって、山道を歩く行為は下品なことでした。そんな中でも、素敵な山の紅葉を見に行きたい貴族が存在しています。その貴族が紅葉を見るために山へ入る際、イノシシやウサギを狩りに山に入る猟師のイメージと重ね合わせ、「紅葉狩り」という表現を使った。という説です。

こどもの頃によくやった「〇〇ごっこ」に感覚が似ていますね^^;

 

②綺麗な紅葉の枝はを折り、採集して鑑賞した説

⇒平安時代の貴族たちは、綺麗な紅葉をもっと身近で鑑賞しようと、枝を刈り取り、掌に乗せて鑑賞したところから追加されたという説です。

ただ、もしこの説であれば、「刈る」という漢字の方に「花や草木を、観賞するために尋ね探す。」という意味が追加されるはずなので、かなり強引な説だとわかります。

 

よって、①の「紅葉を見に山へ入った貴族が「紅葉狩り」と言い出した説」が最も有力な説だと感じます。

貴族たちとしては、山に入るという下品な行為に対し、遊び心だという正当性を持たせることによって、山の中での行為を楽しんだのだと推測されます。

そうなれば、「いちご狩り」や「ぶどう狩り」など、そのまま手でちぎって、その場で食すというあまり上品ではない行為も、真正面から楽しんでも、文句いわれなさそうですし!

 

さらにあった奇抜な意味

昔は、木の葉を天ぷらにして食べることがあたりまえに行われていました。

今でも「菜の花の天ぷら」とか「ふきのとうの天ぷら」とか食べますもんね!ですので、昔の人にとっては、イノシシやウサギを食べる為に狩りに行く、というのと同じ意味合いで、木の葉をも食べる為に狩りにいくという感覚があったのではないでしょうか。

動植物を食べる為に採りにいくこと「狩る」と呼んだという説です!

意外とこれが一番合っているかも^^;

 

まとめ

・「狩る」には、花や草木を、観賞するために尋ね探すという意味が元々存在している

・その意味が追加された理由は、

①紅葉を見に山へ入った貴族がその行為を「紅葉狩り」と言い出した説

②綺麗な紅葉の枝はを折り、採集して鑑賞した説

このどちらかの、歴史的事実にのっとり、「花や草木を、観賞するために尋ね探す。」という意味が新しく追加された。

やっぱり、食べるために使う言葉が「狩り」という基本がある以上、木の葉を食べるために山へ入る事から、「紅葉狩り」と言われるようになったのが一番普通だと感じますが、実際はどれも説に過ぎないのが現状です。

紅葉狩りの次はクリスマス!クリスマス誕生についての記事はコチラ

 




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