古事記と日本書紀の時代や違い?あらすじ内容をまとめて簡単解説!

奈良時代にできた『古事記』『日本書紀』

古事記と日本書紀は奈良時代に、ほんの数年差で編纂され始めました。

この二つの書物をつくるよう指示した人は同一人物で、しかも内容もほぼ同じなんです。

奈良時代になぜこの二つの書物がつくられ始めたのか?もう少し突き詰めて見ていきたいと思います。




 

 

『古事記』について

奈良時代、時の天皇である天武天皇により、正しい日本の歴史を後世に残そうという理由で、編纂が行われました。

ただ、もうひとつの見方として天皇支配に正当性を持たせようとして編纂されたという説もあります。

さらには違う説として、天智天皇による蘇我入鹿暗殺事件にキレた蘇我氏一家が、天皇宅を全焼させた際、今までの歴史記録書も全て燃えてしまい『あらやだどうしましょう今までの日本の歴史記録が・・!』ということで、無くなってしまった日本の歴史記録を、一から作り上げようとした説です。

個人的には、最後の説押しですが。

まぁいづれの理由にせよ、こうして記録に残してくれたおかげで、日本の歴史が長いという証拠を示すことができたので、ありがたいことではありますね( ˘•ω•˘ )

で、この古事記の編纂に関わったのが、稗田阿礼(ひえだのあれ)という方です。こちらの方、生まれつき記憶力がハンパなかったというのです、おそらく瞬間記憶能力の持ち主だったのでしょう。この稗田さんが今までの歴史書物を読んでいてくれたおかげで、現存する日本最古の書物である古事記をつくることが出来たのです。

ただこういうの見ると、ほんと素人感覚なんですが『稗田阿礼が脚色しまくってる可能性高くない?・・』とか思ってしまうんですよね・・

 

それでは古事記の内容です↓↓

日本という島国を生んだのは『イザナキ』と『イザナミ』という神でした。ひとりの神じゃないところに日本人らしさを感じます( ゚Д゚)

その『イザナキ』の左目から生まれたのが『アマテラス』です。

目から生まれるとか独特ですが、神秘さの演出でしょう。

そして、その子孫が初代天皇である『神武天皇』だということです。

日本という島国をつくった神様である『イザナキ』の左目から生まれた『アマテラス』が、天皇の先祖。てことで、天皇は神様の子孫ということが書かれています。そして、推古天皇の時代(聖徳太子が活躍してたくらいの時代)までが描かれています。

(全3巻)




 

『日本書紀』について

こちらも奈良時代、天武天皇の時代につくりはじめました。

古事記を作り始めてから数年後に、6名の皇族と6名の官人たちによって編纂が始まりました。

こちらも稗田阿礼がまとめた資料をもとにつくられました。

 

古事記は物語風に描かれているのに対し、日本書紀は日本の歴史が淡々と描かれているといった違いです。また、日本書紀では”豪族の墓記”、”政府の公的記録”、”個人の覚書”、”手記”、”百済の文献”など多くの資料を参考として編纂されました。

(全30巻+家系図1巻)

 

一般的には

・古事記は日本国内向け

・日本書紀は海外(中国や朝鮮)向け

ということだったのです。

 

個人的にはこの流れ、

皇族1『稗田さんの記憶がメインのこの古事記さぁ、このまま海外に出すとかちょっとやばくない!?』

皇族2『わかるわかる!信憑性に欠けるよね~』

皇族3『もっといろんな資料かき集めて信頼度あげたもの(日本書紀)作ろうぜ~!』

舎人親王(天武天皇の息子)『それイイ~決まり~!おれが責任持って完成を見届ける~!』

というものだと思っとります!

 

まとめ

古事記、日本書紀共に瞬間記憶能力者の稗田阿礼の記憶がメインに作られている

古事記国内向け生産

日本書紀海外向け生産

・どちらも、日本国の記録を残す!といった熱い思いの人々が編纂に携わった

よく、『資源を持たない国は歴史認識を外交の武器とする。』という言葉をきいたことがあります。現代ではそれ以外に、核を持つ事でも外交の武器となっていますが。

もしかすると、当時の日本人もいち早く歴史認識という武器の力に気づいていたのかもしれないですね?!

どんなことでも記録に残すということは大事です。この前会社に営業にきた元刑事という研修講師の方から聞いたのですが『どんな小さなことでも、メモ帳か何かに走り書きでも事実と日時を書いておくだけで、裁判で勝てる確率が高くなる。』と言っていました。

”記録は武器!”

覚えといて損はないかと思います!

古事記・日本書紀が作られた(奈良時代の歴史)についての記事はコチラ

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