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はじめに
8月と言えば『お盆』期間のある月です。


もうですね、お盆の大切さを共有して、国民みんなが休める時代になってくれませんかね。
サービス業の方なんてもっと大変じゃないですか。
それかお盆期間3部制の導入とかで、3部のうちどこかで必ず連休がとれるとかにするべきです。
ちなみに、お盆の期間には・・火を焚いて、ナスとキュウリに割り箸をさし、先祖を迎えます。
結論的には、お盆は先祖供養をする期間のことです。
ここからは具体的に、何を感じながら何をすれば良い期間であるかを、由来から解説していき、お盆に休暇をもらいたいがために、お盆の重要性を解説していきます!
お盆とは
先祖の霊を供養し!その冥福を祈る行事!またその期間のこと
一般的に、8月13日~8月16日がお盆の期間です。
この期間に、亡くなった先祖が天国から帰ってくる!と言われています。
『ご先祖様の霊を出迎えて、おもてなししてあげようぜ~!』って行事です。
”お盆”の語源
お盆はなんと略称なのです!
正式名称は『盂蘭盆会(うらぼんえ)』と言います。
この『うらぼんえ』、古代インド語すなわち梵語(ぼんご)で「逆さづりの苦しみ」という意味なのです。
なんだか穏やかじゃないですね・・
お盆の正式名称・・盂蘭盆会『うらぼんえ』とは
~うらぼんえのお話~
お釈迦様には弟子がいました。
その弟子がある日、亡くなった自分の母親が、天国には行けずに飢えに苦しむ亡者の世界に落ち、逆さづりにされ苦しんでることを知ります。
このことに関して、弟子は師匠であるお釈迦様のもとへ相談に行きます。

『あぁそれね!君がたくさんの人に施しをしていけばお母さんは救われるよ!』
そうアドイスを受けた弟子は、夏の厳しい修行がおわる7月15日の日に、たくさんの僧侶たちを呼んで、食べ物や飲み物をたらふくあげました。(施しをしました。)
その施しによって、弟子の亡くなった母親は、逆さづりから解放され天国へ行くことが出来ました。
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その日を境に、7月15日は、
亡くなった父母(先祖)のことを思い、感謝をささげて供養する大切な日になっていきました。

先祖がもし飢えに苦しむ亡者の世界に引っ掛かっちゃていても、この日に供養する習慣があれば、このタイミングで天国に行かせてあげることが出来るね!
お盆の前身・・日本古来の御霊(みたま)祭り
元々、日本には古来から御霊祭りという行事がありました。
祭りとありますが、先祖を崇拝するという風習の事です。
このみたま祭りの風習と、中国からきた似たようなニュアンスの盂蘭盆会(うらぼんえ)が、自然と合わさっていき、お盆になったという説が有力と考えられています。
お盆の正確な期間
旧暦の7月15日が、現在の8月15日にあたります。
ですので、現代では8月15日がお盆まっただ中となっています。
ただ、このお盆の時期には地域によって違いがあります。
自分の個人的な話でいきますと、実家は東京都の練馬区です。
昔から迎え火をするのはなんとまぁ7月でした。
なので、なんで迎え火も送り火も終わった一か月後くらいに「お盆」がテレビなどで話題になることに対して、不思議でしょうがなかった記憶があります。
私の実家は旧暦にちなんだお盆をやっていたのですね!
まとめ
・お盆は先祖供養をする期間ののこと。
・お盆は、中国の盂蘭盆会(うらぼんえ)という、亡くなった身内の霊を天国にいかせてあげることと
・それと、日本の先祖を崇拝する風習が合わさり出来ていった。
・地域によって、8月に行う所や旧暦の7月に行うところはまちまち。
日本は色んな文化を吸収していったということが、如実にわかる風習。それが”お盆”です。
日本には古来から神や霊、魂といった文化がありましたが、それを何か決められた日に行事として行うという風習が弱かったようです。
そこに中国から”行事”的な概念が取り込まれ、形に残る文化として発展していきました。日本の多くの文化はこうした流れで非常に多くみられます!
お盆休みの時期って、電車も空いてるし車も混んでないし、街全体がゆったり流れている空気があって好きなんだ。
それもこれも、これまでの会社で、お盆休みというものをとったことがないからね!
いつもの世の中との違和感を感じやすかったりするよ・・。