大崎事件の真犯人とは?鴨志田弁護団が守る原口さんと知的障害者の今後は?

2019年6月26日、最高裁が「大崎事件」の再審開始決定を取り消したことを受け、請求人の原口アヤ子さん(92)の弁護団が東京都内で記者会見を実施。弁護団の事務局長である鴨志田氏は「あまりに横暴」「司法の責任を果たしていない」など憤りをあらわにしました。

まなぶ君

これ、どういことですか?

ぶったぎり君

40年も前に鹿児島で起きた大崎事件ってのがあって、ずっと冤罪じゃないかって言われてきたんだ。

弁護団は「再審請求」をしていて、地裁も高裁も「再審認めます!」って言ったのに、最後の最高裁が「いや!再審は認めません!」っていっちゃったもんだから、「え!?なにその鶴の一声!?めちゃくちゃじゃん!最高裁アンタたちって何様なの!?」っていう状況になってるんだよ。

まなぶ君

なるほど。もし本当に冤罪だったのであれば、最高裁は最低の審判を下したということですね。

ぶったぎり君

そうそう。

で、この結果について世論でも様々な怒りが巻き起こっているんだ。ツイッターでもこの最高裁の判断に怒りの声が続出しているよ。

例えばこんな風に・・


(引用:ツイッター

まなぶ君

「アベガー」の左翼さんたちじゃないですか!

こういう書き方をしてしまうと、本当に事件について憤ってるのか、それとも事件を踏み台にして「アベガー」を言いたいだけなのか謎に感じてしまいますね。。

何はともあれ、まずはこの「大崎事件」の全容を分かりやすくみていき、最終的にもし冤罪なら一体誰が真犯人なのか?見ていきましょう。

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大崎事件とは?

(出展:毎日新聞

大崎事件とは、1979年10月15日に鹿児島県曽於郡大崎町で起きた事件。

内容
自宅に併設された牛小屋の肥料置き場で、家主である男性(当時42歳)の遺体が発見されたもの。

逮捕されたのは合計4名で・・

  • 被害男性の一番上の兄(当時52歳)
  • 被害男性の一番上の兄の嫁(当時52歳)
  • 被害男性の二番目の兄(当時50歳)
  • 被害男性の二番目の兄の息子(当時25歳)

要するに、殺された被害男性の兄弟とその家族が関わっていたということです。

被害男性の一番上の兄の嫁(当時52歳)の名前が「原口アヤ子」さん。

彼女はこの事件の主犯格とされ、今回の話の主人公でもあります。

警察としてはこの事件の動機として、「酒乱だった被害男性を保険金目的で殺害しようという話を、夫や義理弟、そして甥に持ちかけ事件を起こした」と見立て、4人を逮捕したのです。

ぶったぎり君

なんかこれだけ見ると、よくありそうな殺人事件にみえちゃうね。

まなぶ君

ドラマでありそうです。

大崎事件の時系列

  • ①1979年10月15日:牛小屋の肥料置き場で男性の遺体が発見される
  • ②10月18日:被害男性の一番上の兄(当時52歳)と被害男性の二番目の兄(当時50歳)が『殺人・死体遺棄容疑』逮捕
  • ③10月27日:被害男性の二番目の兄の息子(当時25歳)が『死体遺棄容疑』で逮捕
  • ④10月30日:被害男性の一番上の兄の嫁(当時52歳)が被害男性をタオルで絞殺したとして逮捕
ぶったぎり君

事件からものの2週間で雪崩式に逮捕されたんだね。

まなぶ君

昔の事件って、結構ノリや勢いで捜査してしまっていたんでしょうね。

ちなみにそれぞれの刑は・・

  • 被害男性の一番上の兄(当時52歳)・・懲役8年
  • 被害男性の一番上の兄の嫁(当時52歳)・・懲役10年
  • 被害男性の二番目の兄(当時50歳)・・懲役8年
  • 被害男性の二番目の兄の息子(当時25歳)・・懲役1年

となりました。

被害男性の一番上の兄の嫁である原口アヤ子さんだけ、事件から一貫して無実を主張。他3名も一旦は事件の関与を認めるものの、警察による強引な取り調べにより認めてしまったとし、その後は事件への関与を否定していました。

ちなみに原口さんはしっかりと10年の刑期を終えて出所しています。

ですが、本人からしたら「やっていない殺人」の汚名を着せられ、10年の刑期を終えても、納得いくはずがありません。

結局・・

  • 被害男性の一番上の兄(当時52歳)・・1993年10月2日に他界
  • 被害男性の一番上の兄の嫁(当時52歳)・・今なお無実を主張中で再審請求
  • 被害男性の二番目の兄(当時50歳)・・1987年4月25日に他界
  • 被害男性の二番目の兄の息子(当時25歳)・・2001年5月17日に自殺を図り他界

そして冒頭のニュースの話題に戻りますが、今なお無実を主張していた被害男性の一番上の兄の嫁である原口アヤ子さんの再審請求が最高裁で”却下”されたというものです。

まなぶ君

これが本当に冤罪だったのであれば、何人という人の人生が狂わされていることになります。

大崎事件の真犯人とは?

それでは誰が被害男性を殺害したのか??という疑問しか残りませんが、そもそも「タオルでの絞殺」だと思われていた死因は妥当性が低く、代わりに自転車で溝に転落した事故による出血性ショックの可能性が高くなっていったのです。

ということで、真犯人も何も、最初から被害男性は事故による出血死であり、「事件」ではなく「事故」としての様相を呈しています。

ぶったぎり君

これもドラマでよくあるパターンだよね。

殺人だと思っていたら、実は転んだ時に頭をうって内出血していて、時間が経ってから死に至ってたっていうケース・・。

まなぶ君

もともと被害男性は酒乱という事実があります。

酒に酔って自転車で転び頭を打ち、家に戻ってから内出血が酷くなりそのまま倒れ込み死亡。

たしかに全然ありえますね。

ちなみにこの兄弟には妹もおり、当時この妹は「殺してきた」というのを兄弟から聞いた、という証言をしていたのです。

被害者家族の1人がこんな発言をしたんじゃ、警察も「殺人」の方向で捜査を進めてしまう理由も分からなくはないです・・。

てかこの妹さんの証言がウソだとしたら、なぜ彼女はそんなことを言ったのかが一番謎です。

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大崎事件の鴨志田弁護団が守る原口さんと知的障害者の今後は?

(出展:南日本新聞)

事件当初から刑期を終えてまでしても、無実を訴え続けている原口さんには弁護団がついています。

その弁護団の事務局長が鴨志田さんという方。

もうめちゃくちゃ原口さんに寄り添い汚名を返上してあげようと頑張っているのです。

ぶったぎり君

奇特なお方や。

まなぶ君

でもこういうの見ると、もしやっぱり原口さんがやっていたら、鴨志田さんたち弁護団の頑張りって一体・・って思ってしまいます。

ぶったぎり君

原口さんがやってないと言える確固たる自信があるんじゃないのかな。

この事件でもうひとつ問題となっていたのは、共犯とされた男たちがみな軽度の知的障害を持っていたという点。

だからこそ、一般男性よりも強く警察の恐怖な取り調べに「はいはい」言ってしまったのではないかというものです。

まなぶ君

知的障害のある人たちは素直で純粋だからね。怒鳴られたりし続けて怖くなり、警察の意のままに供述してしまった可能性はおおいにありそうだ。

ということもあり、現在では「取り調べの可視化」が進んでいます

日本は年々殺人事件が減少しています。たしかに平和になったということもありますが、科学や技術の進歩により、昔は事件とみなしていたものが「事故」だとみなされるケースが増えていったからという理由もあるのかもしれません。

最終的には死人に口なしです・・。

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