シリア内戦の解決策とは?わかりやすく情勢や原因を解説!

2018年2月20日、ユニセフはシリア国内で続いている「子どもに対する戦争」について、「無言の声明」を発表しました。

ユニセフは、2011年から続くシリア内戦による殺りくがエスカレートする現状に対して、世の中の脚光を浴びせたい、という意図があります。

ぶったぎり君

シリア内戦はいつまで続くのだろうね。

まなぶ君

つい先日は、20人のこどもを含む250人の人々が、空爆で亡くなりました。

テレビのニュース映像は見るに見かねます。

ぶったぎり君

シリア内戦の一番の原因は、民族同士の争い?宗教上の争い?隣国との争い?

何が一番の原因なのか知ってる?

まなぶ君

全ての事象についての原因は「ひとつ」に限ることはできません。

世の中というのは、複雑に絡み合うものごとや考えが重なり合って、起きるものです。

ぶったぎり君

た!!、達観してるね・・

それでも大きな原因はいくつかに絞ることができるよ!




 

 

シリア内戦の原因

 

発端

2011年に中東で巻き起こった「アラブの春」が起因とされています。

ぶったぎり君

「アラブの春」とは中東地域で巻き起こった「大規模な民主化運動」のことだよ!

今まで普通に存在していた「独裁政権」に対して、一部の民衆が民主化を訴える運動をしたんだね。

まなぶ君

その民主化運動がシリアでも巻き起こったということですね。

しかし一般に「民主化運動」と聞くと、その後の未来には素晴らしい未来が待っていそうですが。

現状のシリアはさんざんなことになっていますよ。

ぶったぎり君

日本人だとなかなかイメージがしづらいよね。

日本の明治時代から大正時代にかけての「民主化運動」では、たしかに平和的に民主化が進んでいったよね。

でもそれは日本人だけでやることが出来たからなんだ。

あの時代に外国人の強い干渉があったら、もしかしたら今のシリアみたいな情勢になっていたかもね。

まなぶ君

外国人の干渉ですか。

シリアは外国人の干渉があるから、悲惨な現状になってしまったのだという事ですね。

 

登場人物

簡単にまとめると、「シリア内戦」の原因には次の登場人物が出てきます。

 

シリア内戦の登場人物

・アサド政権(現政権)⇇イスラム教のアラウィー派

・ロシア⇇社会主義国家なので昔からアサド政権と馬があうから応援!

・イラン⇇社会主義国家なので同じようなシリアを応援!

ーーーーーーーーーーーーーVSーーーーーーーーーーーーーーーー

・反政府軍(アサド政権を倒して民主化をしたい人たち)⇇イスラム教のスンニ派

・サウジアラビア⇇スンニ派=同じ宗派なので反政府軍を応援!

・アメリカ⇇民主化応援したい国!

・トルコ⇇ロシアの勢力が近づいてくるのが嫌なので反政府軍を応援!

 

ちなみに上記の登場人物の国々を地図で見てみますと

シリア、トルコ、イラン、サウジアラビアくらいだったら何とかなりそうでしたけど、超大国のアメリカとロシアがいますよね。

彼らが出てきたら、歴史上もめ続けるのは火を見るよりも明らかです。




 

アメリカとロシアの代理戦争

アメリカとロシアは他国が戦争をすることに至っては、あおりの天才です。

ぶったぎり君

民主化運動からの、「民主化したくない派」VS「民主化したい派」!

宗教思想からの「民主化賛成派」VS「民主化反対派」!

で、ここでいけなかったのはシリア政府(アサド政権)が、自分たちの姿勢に反対する反政府軍に対して、武力で強硬的に制圧したことだよね。

まなぶ君

武力で制圧・・

力なきものは散っていくのがさだめですので、致し方ないです。

しかし、反政府軍がまだまだ健在なので、内戦は続いているのですよね。

ぶったぎり君

そうそう!

普通なら現行の政府に力でねじ伏せられて、泣き寝入りってとこなんだろうけど、さっきも出てきた通り、反政府軍にはアメリカやサウジアラビアの応援がついているからね!

武器とか資金とかの援助を受け続けているんだよ!

そしてシリア(アサド政権)はシリア(アサド政権)で、ロシアからの手厚い支援を受け続けているからね。どっちか片一方が全滅ってことには中々なりえないんだ。

まなぶ君

なるほどですね。

シリア国民からしたら、政府軍に人も、反政府軍の人も、援助をし続けてくれる国があるということは、ありがたいことではありますが、逆にいうとロシアやアメリカから「無尽蔵に戦い続けろ!」と言われているようなものですね・・。

 

もう一つの勢力IS(イスラム国)

さらにはここで、IS(イスラム国)という登場人物も出てきます。

ISもまたイスラム教徒の人たちで、彼らはイスラム過激派と呼ばれています。

一体イスラム教にはいくつの「派」があるのですかね。

ぶったぎり君

このシリア内戦のゴタゴタに乗じて、ISはシリア国内に勝手に流れ込み、自分たちの国をシリア国内に作ろうとしたんだ。

まなぶ君

すごいですね。

「人のふんどしで相撲を取る」を地でいってますね、ISという集団は。

ぶったぎり君

ちなみにISはシリア政権(アサド政権)とも反政府軍とも敵対同士だから、みつどもえの殺し合いがシリア国内で行われているんだよ。

ぶったぎり君

それはユニセフもビックリの悲惨な現状になるわけです・・。

 

多様性のない人間はうまく使われてしまう掟

私たち日本人は、無宗教のひとが数多いため「宗教」についての概念が薄いですが、外国、特に今回出てきたシリアなどの中東の国々は「宗教」への意識がめちゃめちゃ強いです。

まぁ宗教は自由なので、これが良いとか悪いとかではありませんが、人は「他人の価値観を受け入れる」という多様性が乏しいと、自分の価値観とそぐわない人はすべて悪になります。

ぶったぎり君

今回のシリア内戦も「民主化運動」だけであれば、時代の流れだし新たな国つくりのためにとても意義のあることだったんだと思うよ。

それにアメリカやロシアなどもこんなにたやすく介入し続けられなかったと思うし。

まなぶ君

しかしそこに「宗教」という他人の価値観を受け入れない精神的な土壌があったために、お互い譲らない戦いになってしまったのですね。

ぶったぎり君

そんな意固地な精神の人間はかえって洗脳しやすかったり、扱いやすかったりするのも事実だしね。

自分が嫌な相手に敵を増やすために

「あいつは俺らと違う派の宗教らしいよ。」

と誰かに言えば、

「なにーーーー!!!ゆるさん!!!」

となって、カップ麺をつくるよりも早く敵をつくることができるもんね!

まなぶ君

少し極端な例ですが。

そういった心理状況や思想のありかたを逆手にとってうまく利用されているのは事実としてありますね。

第二次世界大戦終盤の日本人もまさにその精神的土壌ですね。

多様性を持つことで、「他国や他者から簡単に利用される」ということを回避できそうです。

 

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