生活保護のギャンブル禁止に逆切れ?収入の逆転現象もわかりやすく解説!

ここ数年、生活保護という言葉が世間に浸透してきています。

それとともに、生活保護者がどんな状態にあり、どのような形で生活をしているのかも一般的に知られる所になっております。

ぶったぎり君

もう何年も前だけど、売れっ子芸能人の親が生活保護を受けて生活してた事が発覚して、世間で大騒ぎになったよね!

まなぶ君

はい。あの時の怒りは忘れません。

お金があるなら親の面倒を見るべきだし、それを良しとした行政も許しません。

最近では、生活保護費でギャンブルにうつつを抜かす人も多いと聞きます。

警察は何をやっているのですか!逮捕です!逮捕です!

ぶったぎり君

ちょっと待って!

生活保護を受けてる人がギャンブルしたら犯罪って法律はないんだよ!

それよりも生活保護者のギャンブルを推奨している団体もあるんだ。

どうしてそのような団体が存在し、また生活保護者のギャンブルが禁止にならないのか?

生活保護者や生活保護制度の有識者と接する機会がめちゃくちゃ多い仕事をしている、わたくしが解説していきます。




 

 

生活保護者がギャンブル禁止にならないワケ

生活保護という制度がなぜ存在しているのか?

ここに全ての答えが眠っています。

生活保護法という法律は、憲法の考えの元で成り立っています

参考図

ぶったぎり君

簡単に言うと、全ての法律は憲法に書いてある考えを達成するために存在してるんだ!

まなぶ君

ということは、生活保護法の元となる考えが、憲法には書いてあるという事ですね。

ぶったぎり君

その通りだよ!

憲法25条にはこんな事が書いてあるんだ!

【第二十五条】
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

この考えを達成するために、生活保護法が出来たんだよ!

まなぶ君

国民は、健康で文化的な生活を最低限度保障してもらう権利があると。

一方、国は、国民の生活を向上させてあげられるように努力しなければならいないと。

ぶったぎり君

そうそう!

で、ここで重要なのが『どこまでが健康で文化的な生活と捉えるか?』という部分なんだ。

まなぶ君

それはもう3食食べることが出来て、寝るところがあれば健康で文化的な生活ですよ。

それ以上は『贅沢』という概念になりますね。

ぶったぎり君

一般的にはそうかもしれないね!

でも世の中には価値観の異なる人たちがたくさん存在しているよね。

価値観の違う人から見れば、多少のギャンブルは”文化的”な生活の一部と捉える人たちもいるんだよ。

まぁパチンコや競馬などのギャンブルが日本の文化に根付いちゃってる分、その言い分もわからんではないよね・・というのが実情なんだよ。

まなぶ君

まさに価値観のイタチごっこですね。

生活保護者費でギャンブル禁止!というような法律へと変えられない背景には、このような『捉え方の違い』という大きな問題が眠っていたのです。




 

厚労省の調査結果(生活保護者へのギャンブル禁止指導について)

2018年1月23日、厚生労働省は『生活保護費をギャンブルに過度に使用してしまい、指導された生活保護者の人数』の調査結果を発表しました。

調査結果

■生活費をギャンブルに過度に使用した事への指導

・3100件(2016年実績)

{ギャンブルの種類の内訳}

・パチンコ2462件(79%)

・競馬243件(8%)

・宝くじ132件(4%)

・競艇118件(同)

(厚生労働省調査結果)

まなぶ君

ギャンブル禁止ではないのに、なぜ指導されている生活保護者が存在するのですか。

ぶったぎり君

ポイントは『過度に』という所だよ!

生活保護費を過度にギャンブルに使うことは、もはや健康的で文化的な生活とは言えないからね。

まなぶ君

なるほど。それは指導されてしかるべきですね。

 

生活保護者の生の声

私の感覚では、生活保護者のギャンブル率や喫煙率は生活保護者でない方と比べ、かなり高いと感じます。

当事者の方々に理由を聞くと、

『タバコぐらい吸わないと楽しみがねーんだよ。』

『パチンコでストレス発散しねーとな。』

『競馬で一攫千金狙うんだよ。』

という意見が多数を占めています。

生活保護者と一言で言っても皆それぞれ人生の経緯がバラバラです。

中には、昔社長だった方や、一戸建てに住み家族と普通に暮らしていた方も大勢存在しています。

不思議な事にそういった経緯の方々のギャンブル率や喫煙率は少なかったりします。

逆にギャンブル率や喫煙率が高い方は、希望的観測が強すぎる傾向にあります。

個人的意見ですが、おそらくそうした考えの元、長年暮らしていくことで、ある時を境に生活が波状してしまうのだと考えています。

希望的観測もポジティブに生きる面においては、とても大切な事ですが、ダメだった時のリスクヘッジや、ダメにならないような最大限の準備をせずにいると、生活保護となる可能性を秘めています。

反対に、『ダメだったら生活保護受ければいいや』という考えの方も大勢存在しているので、何が良くて何が悪いかなんてわかりませんね・・。

ただ、過度に生活保護費をギャンブルに使うことに関しては、個人的にはあまり肯定的ではありません。

 

まとめ

・生活保護法ではギャンブル禁止の条文はない

・憲法25条の『健康で文化的な生活』をどう捉えるかによって、生活保護費でのギャンブルが、一般的にアリなのかナシなのかの意見に分かれる

・さすがに過度にギャンブルをすることに対しては、指導している行政もある

・努力が伴わない希望的観測だけで暮らしてきた方の生活保護受給率は高い

・多面的に見れば、ギャンブルもせず、ちゃんとした生活を送っている生活保護者の方も絶対数存在している

体を使う仕事していたが、体を壊してしまい生活保護になる方もいます、自分だったらとてもやりきれない思いになりそうです・・。

ただ反対に、生活保護費のほとんどをギャンブルや酒、タバコにだけ使う方もいます。

”生活保護者”・”一般人”、という見方ではなく、いち個人として見ていく事が大切な事だと感じています。

生活困窮者を本当に救いたいなら自分の家に住まわすぐらいは考えよう!自己満足になりがちな福祉精神についての記事はコチラ

 




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